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中国 アップル委託工場で違法行為

中国 アップル委託工場で違法行為
3月30日 17時55分

アメリカのIT企業アップルが生産を委託している中国の工場で、極端な長時間労働や賃金の未払いといった違法行為や安全基準に反する事例が少なくとも50件あったことが、労働環境を監視する国際的な団体の調査で明らかになりました。

アップルは、世界的なヒット商品となっているスマートフォンのiPhoneやタブレット端末のiPadの生産を、中国にある台湾系の生産会社フォックスコンに委託しています。
しかし、フォックスコンの工場では従業員の自殺が相次ぎ、「労働環境が劣悪だ」と両社に対する批判が高まったことから、アップルが労働環境を監視する国際的な団体「公正労働協会」に実態調査を依頼していました。
この団体が、中国にあるフォックスコンの3つの工場の従業員合わせて3万5500人を対象に調査した結果、中国の労働法に違反する極端な長時間労働や賃金の未払い、それにこの団体が定める安全基準に違反する事例が少なくとも50件あったことが明らかになり、両社に改善を求めました。
これを受けて、アップルは「調査結果を評価し、全面的に従う」という声明を発表し、フォックスコンは、来年7月までに数万人の従業員を新規採用して工場の労働時間を短縮する方針を示しました。
フォックスコンの親会社である台湾の大手電子機器メーカー「鴻海精密工業」は声明を発表し、「調査結果を謙虚に受け止めている。改善が必要な問題について、フォックスコンはアップルとともに全力を挙げて改善計画を策定・実施し、中国の法律や公正労働協会の基準を順守していく」としています。

“違法行為”の経緯
アップルが生産を委託している中国の工場での労働環境を巡る問題は、ことし1月、アメリカの有力紙ニューヨーク・タイムズの調査報道で明らかにされました。
アップルのティム・クック最高経営責任者は「われわれが労働環境の問題に対処していないという見方は明白な誤りで、我々への攻撃だ」と反論しましたが、一方で、アップルは大手のハイテク企業では初めて、ことしの2月に労働環境を監視する国際的な団体「公正労働協会」に加盟し、中国の工場の労働環境について実態調査を依頼しました。
今回の調査では、フォックスコンの3つの工場すべてで従業員の平均労働時間が法律などで定められた基準を超えていたことや、「十分な賃金や残業代が支払われていない」と答えた従業員が全体の14%に上ったことなど、多くの問題点が指摘されています。
巨額の利益を上げ続ける成長の裏側に、下請け企業の劣悪な労働環境があった事実は、世界的な企業のアップルにとって大きなイメージダウンになりかねず、今後、事態の改善に向けたアップルの取り組みに注目が集まりそうです。
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